宮崎大学合格者の声|留学中の授業の遅れを取り戻すため、家庭教師に依頼しました
今回インタビューにお答えいただいた方は、高校一年生時に長期間授業を受けていなかったため、学校の授業についていけなくなってしまったという経験をお持ちの方。
授業の遅れを取り戻すため、家庭教師の利用を始めたそうです。
さまざまな理由で学校に通えないために授業に遅れ、自信をなくしてしまっているみなさんのヒントになるアドバイスもいただきました。
是非参考になさって下さい。
学校の授業がわからないまま進んでしまい・・・
宮崎大学を受験しました。
それまで通信教育だったり、わからないところを母に教えてもらうなどはしていましたが、学校で教えるスピードにも十分ついて行けず途方に暮れはじめていたのが高校2年生でした。
実は高校1年生の時に英語留学ということで1ケ月ほど家を空けていたのですが、その1か月間に学校の課外授業では授業が進んでいて・・・
なんと数列と古典の一章分が終わっているというような状態でした。
もちろん数列を習っていないため焦りましたが、十分理解できるはずもなく、追いつけないまま授業はどんどん進んで行きました。
その後は、数列だけでなく数学に関する分野はますますわからない状態になり、成績もボロボロになってしまっていました。
はい、学校の授業の遅れを取り戻すには、自宅で何とかするしかないと思い、家庭教師を頼むことにしました。
どうしてもわからない部分をそのままにすることに危機感を感じたからです。
案の定、理解するまでにとても時間がかかりました。
おまけに学校の宿題と家庭教師の先生が出す宿題とで鬼のような量になり、精神的にもしんどい日々が続きました。
しかし、少しずつわかるようになり、ある程度の問題もとけるようになりました。
古典の一章分もしっかり取り戻すことができ、先生とのマンツーマンで受験まで頑張ることができました。
最終的にはひねってある問題にもついていけるようになり受験する際には十分解けるほどになりました。
私にとってはその時しっかり見てくれた家庭教師の先生は強い味方になりました。
それまで買ったわかりやすいかった学研のテキストなどを使いました。
わからないものはその時に時間をかけて解決する
自分が苦手なところを発見したら、すぐ処置に移るのがいいと思います。
私は高校1年でわからなかった問題が結局受験まで持ち越しました。
これはやはり危険だし、タイムロスが非常に大きいと感じました。
わからない場所にその時そのタイミングで時間をかけられていれば、こんな受験生になってから時間を取られることもなかったと反省しています。
当時の私にはそう言ってあげることはもうできないので、自分の子供たちにはマンツーマンでみっちり話を聞いて苦手を克服してくれるような先生をつけてあげたいなと思います。
どうか受験生の皆さんは早い段階から苦手克服に向けて動き出してみてください。
その行動ひとつで自分の意思を動かせるかどうか、精神的にもグッと自信がつくはずです。