三重中学合格者の保護者の声|生活リズムを身に付けさせるため家庭教師を頼むことに
家庭教師に教わることは、受験勉強ばかりとは限らないようです。
今回は「運動」や「生活習慣」についての指導、アドバイスを家庭教師から受けていたという保護者の方に当時の様子をうかがうことができました。
家庭教師の指導や受検を経て感じた「子育てとは・・・」という考え方にも注目していただければと思います。
勉強には心配はなかったのですが・・・
三重中学を受検しました。
自宅とと同じ松阪市内にあったこと、自転車通学できることからまず志望校のリストにあがりました。さらに、三重中学は中高一貫校で大学進学の実績が目覚ましいという評判も良かったです。
学力的にも、幸いあまり無理をさせる必要はないレベルでしたし、本人も希望したため最終的に決定しました。
おとなしく、もともと勉強は好きなようでした。あまり勉強をしなくても、4年生以降はテストでも100点ばかり取るような子でした。
本人は家庭教師はいらないと言っていたのですが、勉強の習慣もありませんでしたので、生活リズム・習慣を正しく身に付けさせる意味で、家庭教師を頼むことにしました。
あまり「勉強勉強」となるとかえって逆効果かと思いましたので、まずはのびのびと小学校生活を楽しめるように、というのを一番大切にしていただきました。
また、運動は苦手な子だったので、勉強だけでなく運動等の体力面も見ていただきました。先生も子供の得意なことや興味のあることを中心に伸ばして下さって、決して嫌がることを強いることはなかったのはありがたかったです。
無理強いしない、「のびのび育てる」がよい結果を生みました
まずは志望校に入学できて本当に良かったと感謝しています。また、「本人の意思を尊重してのびのび育てる」という私達の希望をきちんと理解して下さり、よい結果を出していただけたことには親としても満足しています。
家庭教師の先生の指導を見て感じたことは、親は子供に勉強を教えたりあれやこれやと厳しく生活指導をするべきではない、ということです。そうしたことは専門の先生等に任せ、親の立場からは毎日の子供の行動に注意しながらものびのびと育て、間違ったことがあった時は厳しく指導することなのではないでしょうか。
市販の参考書を難易別に二冊買ってきて繰り返し解いていました。いろいろな参考書を使ったり勉強の方針を変えると子供が迷ってしまうので、最初にしっかりした参考書を買って勉強させることが大切だと思います。
受検は子供の自主性が大事です。
しかし、子供はまだ正しい判断が出来ないことが多いものです。両親はそれを否定するのではなく、「こういう方法もあるんじゃない?」とやんわりと方向を変えていくことが大切だと感じました。
子供のタイプで違うと思いますが、ここが子育ての一番のポイントではないでしょうか。両親は不用意な言葉を使ったり行動したりしないように気を付けましょう。そして親のやんわりと指導したことが子供の自主性として伸びていくことが大切だと思います。