広島大学附属高校合格者の声|相性のいい先生に出会えるまで、何度も先生を変えました。
勉強は誰に教わっても同じ結果が出るわけではありません。
特に家庭教師の場合はマンツーマンの指導になりますから、相性の悪い先生とでは質問もしづらくなり、成績も上がりにくいでしょう。
今回は相性のいい先生探しにトコトン拘っていたという方にお話をうかがいました。
ご自身の望む学習スタイルや理想をしっかりと持っていたため、妥協せず、目標達成へと導いてくれる先生をご自身の目でしっかりと見極めていたようです。
広島大学附属高校です。
志望理由は、広島大学附属中学に通っており、進学したかったからです。
附属中学から高校には、ある程度のレベルがなければ進学することができません。
そのため、高校に入れば、努力によって広島大学に進学することができるなど、進学の幅が広がります。
附属高校に入るために、附属小学校時代からずっと、周りは受験戦争状態でした。
中学になって苦手な科目ができたので、夕方7時~9時まで家庭教師に教えていただくことにしたんです。
夜は10時に寝て2時に起きてから5時まで勉強して、そこから通学する生活を送っていました。
みんなが受験のために塾や家庭教師などを活用していたので、自分も自然に家庭教師を利用しようと考えました。
そこで、実際に広島大学の教務厚生課に連絡して掲示板に貼ってもらい、大学生の家庭教師の先生を募集したんです。
第一に、勉強のスケジュールを考えて生活していたので、時間にルーズな先生はお断りさせていただきました。
また、広島大学には他府県から来られた先生も多いので、できるだけ同じ広島出身以外の先生に来てもらっていました。
その先生が広島大学に来た理由や、郷土の話などが面白く、高校や大学に対する考えや視野が広がったのが理由ですね。
下宿しておられる学生の方が多いので、母が夕食を出すと喜んでもらえましたし、大学生活に関する興味深い話を聞く機会もたくさんありました。
最初、さきほどのような条件で選ぶ前は家庭教師の先生との相性が合わないことが多く、合う先生になるまで変えていきました。
中でも同性の先生は歳が近いせいか、ライバル心や意見の相違があったので合わず、異性の先生にするようにしました。
また、苦手分野を教えてもらう場合、「その科目が苦手だったが克服した」先生に教えてもらっていました。
その科目が得意な先生の場合、自分がなぜそこでわからなくなるのか、理解してもらえなかったからです。
受験して合格したことがゴールでないことを学びました。
苦手な科目の教科書と、広島大学附属高校よりもレベルの高い高校の、受験問題集を使用していました。
主に英語・古文・漢文など、苦手な文系の科目については、家庭教師が自分の勉強スタイルから考えて作ってくれたプリントや、使っていた教材なども活用しました。
基礎が一番大事です。
小学校の授業で学んだことは中学・高校の授業では基盤となります。
そのため100%理解して、特に苦手な分野は中学校一年生までさかのぼり、復習して克服していくこと。
さらに過去問を勉強することで、傾向と対策をし、大手の塾(河合塾など)に行き、大勢の中で受けるテストに慣れること。
自分の順位を把握した上で、またさらに自分の弱点分野を家庭教師に教えてもらうことが重要だと思います。