甲陽中学校合格!家庭教師インタビュー|中学受験は「情報・知識・柔軟な頭」が大切
今回は受験指導のスペシャリストである家庭教師の先生から、中学受験におけるポイントを教えていただきました。
特に灘中、甲陽中などの難関校を目指している方は是非参考になさって下さい!
甲陽中学校を受験しました。
もともと地頭の良い子供でしたので、モチベ-ションを切らさないようにしてやることが私の最大の責務でありました。
元々頭の良い子を家庭教師することになり、ラッキ-ではありましたね。
私自身が甲陽中学校、高校そして京都大学という流れで進んできたので、それが一つのステ-タスのように子供に伝わり、家庭教師である私のいうことは素直に聞き入れてくれていたように感じます。
最近の学習塾のデ-タ収集力とか対策の勉強法や学校別の取り組み方等は、すさまじく進化しています。
ついていくだけで大変です。
まずは最新の情報を手に入れること、それが大切です。
また、学習塾は沢山あってひしめいています。
塾に通うのであれば、その塾のノウハウや習ったことをしっかりと吸収させて体力として積み上げていければ、自然に志望校合格力がつくようになるでしょう。
ただほとんどの受験生は消化不良になっているのではないかと思うのです。
厳しい言い方をすれば、塾に通っているだけで勉強をした気になっている生徒さんや親御さんも多いのではないでしょうか。
家庭教師は、塾と張り合うというよりは、塾で学び損ねたとかわからなかったところをフォロ-して得点力に変えてあげることが重要で、それが生徒さんにとっても一番効果的な時間の使い方なのではないでしょうか。
逆に家庭教師単体で塾なしの場合、ノウハウをしっかり持っているプロ家庭教師の方でないと、灘、甲陽あたりの難関校は難しい場合もあるかもしれませんね。
浜学園の一般テキストと、灘、甲陽特別クラスのテキストがオススメですね。
難関中学校に入学するためには、知識量だけではなくて、柔らかい頭の使い方が必要です。
知識量は勉強時間に比例して増えてきます。
柔らかい頭は、日頃からなぜ?なぜ?という風に考える習慣を身に付けることで自然に自分のものになってきます。
いろんなことに感心を持ちましょう。
たとえ少し面倒でも、関心を持つようにしたら、結局自分の頭のハイブリッド化が進むというものです。
クラスの中では、貴方は優秀な成績の持ち主だと思います。だから難関校を受けるのでしょう。
難関校を受けに来る子供たちは、それぞれの地元では賢いと言われた子供たちばかりです。
少し焦りますね。でも安心してください。
志望校には一番で入らないといけないならば、焦らなければなりません。
でも、特別な理由がない限り、一番を目指す必要はないのです。
焦って実力を出せなくては本末転倒です。
日頃から正しい学習法で勉強をしていれば、いつもどおり落ち着いて力を発揮すればきっと合格はできます。
自信を持って臨んで下さい。