「過去10年分の赤本(過去問)を解きましょう!」
入試対策に過去問を使用される方は多いでしょう。
今回インタビューした和歌山県の家庭教師の先生も、大学入試対策で最も大切なのは「赤本」と語っています。
では、どのように解いていくのが効果的なのでしょうか?
先生の考える、効果的な過去問の解き方についてうかがってみました。
基本的には学校指定の教科書の内容から試験は出題され、特別に参考書や問題集でトレーニングを積む必要はありません。
必ずやる必要があるのは「赤本」です。
とにかく過去問を遡れるだけ遡ってやり込むことが受験勉強最終段階で必要なことになります。
通常の赤本では過去数年分までしか手に入らないため、過去の赤本を手に入れる必要がありますが、塾に通っているお友達からコピーをもらうのが良いと思います。
必ずしも家庭教師全員が持っているとは限りませんので。
過去問をまずは5年~10年分全教科一通り解いて下さい。
次に、間違った問題は解説を読みながら徹底して理解しましょう。
そして、直近3年分は2周目を必ずやりましょう。
そこで100点が取れるか、取れないかを確認し、再び間違ってしまった問題は再度解き直しましょう。
基本的にはこの作業でOKです。
赤本を解くのにはかなりの時間を要するので12月頃からスタートするのがベストです。
特に数学などはパターンが決まっているので、やり込む内に試験問題のパターンが身についてきます。
また、国語の作文などはどうしても添削が必要になりますので、学校の先生または家庭教師の先生に依頼しましょう。
入試本番は緊張して時間配分を間違えてしまうため、練習のときからきっちり問題に◯分+作文に◯分というように意識することが大切になります。
ズバリ過去問です。
本屋に行って変に参考書や問題集をたくさん買わないようにしましょう。
繰り返しになりますが、過去問が一番信用できる教材です。
何度も何度も解いていく内にだんだん試験というものがどんなもので、どんなパターンかが見えてきます。
10年分の過去問を解けば必ず自信がつくので、がんばってやってみてくださいね。