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塾・予備校・家庭教師それぞれの特徴

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すでに塾や予備校を利用している方も多いと思いますが、
これらにはそれぞれに長所と短所があるため、
どれかが絶対的に優れているというわけではありません。

重要なのは自分の目的や性格にあっているかどうかです。

ここではそれぞれの特徴を紹介していきたいと思います。

▼目次

1. 塾(集団授業)や予備校の長所と短所

まず基本的に集団授業ですので、周りの受験生と受験まで競争意識を持って
授業を受けていくことができます。

また、そのときに必要なカリキュラムが決まっており安定して進度を保つことができ、
個別形式や家庭教師よりは費用が抑えられることが多くなっています。

予備校を利用するときの大きな利点となっているのが「自習室」です。

静かに落ち着いて勉強できる環境で、最近では自習室にチューターをつけている予備校が多く、
自習していてわからないところがあれば質問ができるシステムになっています。

この自習室を利用するために予備校で講座をとっている学生もいるほどです。

ある程度の基礎ができていて、決められた枠で勉強をしていける学生には
そういったことが長所として考えられます。

逆に短所としては、自分のペースで勉強ができないことです。

カリキュラムが決まっているために自分が望む授業が行われているとは限りません。

基礎ができていない生徒にとっては授業に出てもまったく理解できないかもしれません。

またそのカリキュラムも「入試までを計画的に」勉強していくものなので入試に向けては
素晴らしい授業になりますが、現在通っている学校の定期考査の対策の勉強としては
ほぼ使うことはできません。

かといって自分がやってほしい授業を行ってもらうということもできないために
学校の定期考査の勉強は自分で行うことになります。

2. 個別指導の塾の長所と短所

集団授業の塾と家庭教師の間のような存在なのが個別指導形式の塾です。

ここ10年~20年ほどで急激に数を増やしてきたタイプの塾で、
それ以前は集団形式が一般的であった小・中学生向けの塾は現在では
個別指導形式の塾に大きく変化を遂げています。

ただし高校生向けの個別指導の塾はそれほど多くないというのが現状です。

自分の行きたい時間や曜日をある程度選べるという長所があります。

特に授業時間を選べるというのは学生にはかなりのメリットとなり、
ほとんどの個別指導の塾では、前もって連絡をすれば別の曜日や時間帯に
振り替えることが可能で、授業料を無駄にしなくて済みます。

ちなみに集団形式の塾では授業を振り替えてもらえるということはまずありません。

個別指導の短所は、どうしても集団形式の塾よりは時間単価が
高くなってしまうということです。

集団形式と同じだけの授業時間を確保しようとすると
かなりの授業料を支払うことになります。

自分のペースで勉強ができるというのは長所だけではなく、
もっと進度を速めなくてはいけないのに進めていない、という欠点にもなります。

集団形式ほどの緊張感や競争意識がないというのも短所と言えるでしょう。

3. 家庭教師の長所と短所

比較的個別指導形式の塾に近い性質があるのが家庭教師です。

この手段を選ぶメリットは、人が多く居る場所では集中して
勉強できないという性格の生徒が塾に行かなくても良いということ、
マンツーマン授業の為、弱点をしっかりフォローアップすることで、
基礎学力をしっかり身に着けることができます。

また得意分野についても同様に、応用力をつけていくことも可能です。

直接知っている人に頼むような場合は別ですが、
家庭教師派遣会社を通じて依頼する場合は自分が望むタイプの講師を派遣してもらえます。

教科や指導方法の希望を細かく伝えることで理想に近い講師に指導してもらえるのです。

欠点も個別指導形式の塾に近いものがあります。

どうしても費用は高くなってしまい、
難関大学を指導できる家庭教師を派遣してもらうとかなりの高額になります。

家庭教師の指導力にもなりますが、
自分のペースになりすぎるという欠点もあります。

特に学生の講師だったりすると講師自体の試験や帰省などで
授業ができないという場合があります。

家庭教師派遣会社を通じての契約の場合は代わりの講師を用意してもらえるなどの
フォローが可能ですので、そのような点も検討事項に含むと良いでしょう。

4. まとめ

ここまで挙げてきたように塾・予備校・家庭教師のそれぞれに長所と短所があります。

そのために誰にとっても一番素晴らしいのがどれという問題ではなく、
それぞれの目的や性格に合わせて選ぶことが重要になります。

どれもだいたいは「体験授業」がありますので、もし悩んでいるのであれば体験授業を
受けてからどれにするか選んでみても良いかもしれません。