読解・分析力が問われる奈良の高校受験
多くの伝統校や難関校があり他県からの出願率も高い奈良県の高校受験ですが、一般選抜の他に志望する学校・学科によって行われる特色選抜がありさまざまな角度から対策を進めなければ難しい地域です。
試験内容も中学3年間学ぶ中からまんべんなく出題される特徴があり、家庭教師など早めに対策を立てていきたいと考えているご家庭も多いのではないでしょうか。
ここでは奈良県の高校受験の傾向について、簡単にご紹介したいと思います。
内申書は中学2年からの評価がメインになる
奈良では他県と比べ内申書は、中学2~3年の成績がメインになってきます。
その他に部活動や生徒会活動など、勉強以外の評価がプラスされていきます。
1年生の段階から学習の基礎を作り上げていくと、徐々に伸びが出て良い結果に繋がっていくのではないかと思います。
読解力や文章作成能力の向上が重要
国語や英語などの文系科目はもちろんの事、他の教科でも指定された単語を使って文章を作成する問題やひっかけ的な問題が毎年多く出題されています。
文章を読み深め理解する能力だけでなく、簡潔に表現出来る能力も高めていく必要が重要なカギになってきます。
グラフや資料を解析する能力を高める
数学や理科・社会で毎年と言っていい程出題されているのが、図形・グラフなどを使って計算を行う問題や資料を解析し答えを導く問題です。
各教科全体のおおよそ3~4割を占める高い確率で出題されており、公式や原理・法則など基本的な内容をしっかり記憶しておく他に解析する能力を高めておく必要があります。
全国的に見ても応用的な内容の問題が占める奈良の高校受験は、早い段階からこつこつと積み重ねて行く事が受験を勝ち取る重要なカギになってくるのではないかと思います。