徳島の高校受験は「本番よりも内申点」!?
一夜漬けでテストの点数は高得点をキープしているものの、日常での学習週間や生活態度がしっかりしていないという生徒さんはいませんか?
「本番で良い点とれば大丈夫」なんて思っていると、思わぬ落とし穴にはまってしまうかも知れません。
内申点が高校受験に大きな影響を与える県として、徳島県があります。
今回はそんな徳島県の特殊な高校受験について、家庭教師の先生に詳しくお話をうかがってみました。
徳島県です。
高校受験対策を主に担当していました。
徳島は高校入学試験を受ける前に、3年生の担任と本人と親の懇談会で、合格できるであろう学校を教員の意見中心で話し合い、志望校を決めるというシステムになっています。
普通、ダメもとでも自分の行きたい学校を受ける学生は多いと思いますが、徳島県はそれができません。
学校の意見が第一です。
ですから、本試験で不合格になる学生は他県に比べると非常に低いのです。
それというのも、本試験前に、中学校と高等学校で人数調整を行い、ほとんどの学生が合格できるように調整をしているからなんです。
したがって、1年から3年までの平常成績や学校での活動や授業態度等が本試験より重要で、本試験などあってないようなもの、とも言えます。
また、中学3年になると基礎学力試験という3回にわたる実力テストが県単位で行われますが、この試験も毎回毎回各教科により問題のレベルがまちまちで、明確な対策法もあまりないのが実情です。
結局、徳島県の高校受験は内申点が非常に重要、ということですね。
各教科、疑問があればすぐに質問し、その疑問を解決していきましょう。
特に英語に関して、高得点をねらいたい人は、英語実務検定試験3級を合格する実力を持てれば、徳島県の高校受験では良い結果が得られるでしょう。
もし3級を合格して準2級の勉強にすすんでいれば、本試験ではほぼ満点に近い点が取れるはずです。
また塾も自分にあったタイプを選ぶことが重要です。
1対1の授業のほうがあっていると思ったらすぐに塾を変えて自分にあう形式で勉強しましょう。
受験生のみなさんは、今必死で志望校合格に向けてがんばっていることでしょう。
なかなか成果があがらない教科もあり、苦しんでいる人もいるかもしれませんね。
そういう時は、基礎からやり直し、教科書をもう一度読んでみることをおすすめします。
いろんな参考書に手を出さず、自分や周りの信用できる大人がいいと思う参考書を数冊準備し、ひたすら勉強しましょう。
きっと合格に近くなりますよ。