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英語の学習法

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英語は文系、理系問わずに大学受験に必要になることが多く、
そのわりに正しい勉強の仕方がわかっていない生徒が多い科目でもあります。

「勉強時間が長い割に点数が伸びない」こともあります。

ここでは正しい英語の勉強法を紹介していきます。入試に向けて準備をしていきましょう。

▼目次

1. 文の構造を理解する

日本人が小・中学生から英語を勉強しているのに大人になっても
英語を話すことができないということが多々あります。

この原因の一つに英語はそもそも日本語と構造が違うということがあります。
例えば日本語で、

「私は 先生 です」

という文章があると、「私は」が主語、「先生」が補語、「です」が
動詞ということになります。

しかしこの文章を英語にすると、

「I am a teacher」

となります。

「I」が主語、「am」が動詞、「a teacher」が補語ということになります。

つまり語順が違っているのです。

これは世界的に見るとむしろ日本語の方が珍しく、例えば中国語で同じ意味の文章は、

「我 是 老師」

となり、「我」が主語、「是」が動詞、「老子」が補語となって
英語と同じ語順であることがわかります。

このように一番基本的な文章の構造が違うために英語を理解することが
なかなかできないと言われているのです。

そのために英語を勉強するに当たってはこの文の構造を理解することが重要になるのです。

この内容は中学生では「文型」のところで学習します。

中2で第一文型~第四文型、中3で第五文型までを学習するのですが、
学校の先生によってはほとんど触れないということもあります。

塾などの教材では単元として載っています。
そのために塾でこの部分に触れると
「学校では一切習っていない」という生徒が多数いるのです。

こういった理由もあって文の構造や文型を理解していないという状況に
なってしまっていると考えられています。

この文の構造や文型をしっかりと復習しておくことで、
「長文の読解」と「語句整序問題」に格段に強くなります。

入試や模試の長文では一文が長くなることもありますが、
文の構造が理解できていれば、文の中のまとまりを探すことができますので、
日本語訳もしやすくなり、問題も解きやすくなるのです。

2. 単語、熟語、長文の慣れ

文の構造が理解できたら、そこからは単語と熟語を覚えていきましょう。

文の組立てが理解できていても書かれている単語の意味が
まったくわからなければ文章を理解することができません。

英単語を「書ける」「読める」「訳せる」という状態にするために、
しっかりとやり込みましょう。

その際に、声に出して単語を読むということが重要です。

そして中3~高校生の英語の勉強に付き物の「熟語」です。

これはそのままの形で出題されることもあり、
知らないと解けないとわかりやすく出てきます。

また、長文の中にも頻繁に使用されてきます。

英語で点数を取るための基礎部分として
この単語と熟語を覚えるということを入試まで続けていきましょう。

それと並行して長文に慣れていくという作業をしなくてはいけません。

これは数をこなすよりも一つの長文をしっかりとやり込むという形式の方が効果的です。

高校入試でも大学入試でも問題の中心は長文になります。

そのために英語を苦手としている生徒や長文に慣れていない生徒は問題を見て、
「無理」と判断してしまうこともあるくらいです。

これはよほど英語を得意としている生徒以外はみんな感じることで、
原因は「慣れていない」ことにあります。

長文を読んで理解できなかった文、
訳せなかった単語や熟語を解答・解説を見て分析と復習を行い、

わからないものは参考書や辞書を使って調べます。

長文も声に出して読みます。

そういった作業を一つの長文に行って、
それを繰り返していくことで長文に対する慣れが出てきます。

これも入試直前まで続けていきましょう。

問題集は何冊もする必要はありません。

それよりも一冊をとことんやり込む方が良いです。

間違えたところを何度もやり直して理解できるまでやる。

模試なども同様に間違えたところを理解できるまで行う。

これを繰り返すのです。

ただし、塾や家庭教師で長文を扱う際には必ず予習が必要になります。

決められた授業時間の中で長文をただ解いているとそれだけで授業時間が終わってしまいます。

先に自分で辞書などを使って調べるだけ調べる、
できれば長文を全文ノートに書き写すくらいでもかまいません。

書くことで覚える単語もありますし、書いている途中で内容が理解できていくこともあります。

そのうえで分からない部分を先生に説明してもらうという方が効果が高くなります。

時間を効率的に使っていきましょう。

3. まとめ

英語は重要な科目であり、勉強時間も長くとられているのに成績が上がりにくい科目でもあります。

文の構造、単語、熟語といった基礎部分をしっかりとやり込んだ上で、
長文問題を解いて慣れていくというのが英語で点数を取るための確実な方法なのです。

時間はもちろんかかりますが、最大限の成果を上げられるように取り組んでいきましょう。