勉強に弾みがつく!夏休みにおすすめの自由研究や自然体験
小学生には夏休みの間に「自由研究」や「自然体験」といったものがあります。
これらは「自由」といってもある程度の枠組みが指定されるものから、本当にすべて自由に考えて行うというものもあります。
ただし自由に行えるといってもいくつかのルールは存在します。「自分で行えるもの」「高額な予算は使わないもの」「理科や社会などの科目に何かしらの関連性があるもの」といったものです。
▼目次
理科に関連した自由研究をしてみよう
花の発芽や花びらを観察
これは比較的簡単でしかも失敗しにくい研究です。種のある果物や野菜を使ってまずは「発芽」について観察していきます。
トマトやピーマンなどは簡単にできますので初心者向けです。これらの種にホームセンターなどで売っている「土」や「肥料」、「プラッターなどの容器」などがあれば行えます。水はじょうろや霧吹きなどで与えるようにしましょう。
これは小学5年生でならう「植物の発芽」に関連した研究で、芽が出たところや少しずつ大きくなっていくのを毎日写真を撮ったりしておくと非常にわかりやすくなります。
また、この研究はこのまま「花」や「葉」のつくりを調べる研究に移行させることができます。
これも同じく小学5年生でならう「花のつくり、葉のつくり」に関連したものですので花びらがどのように重なっているのか、何枚あるのかといったことを研究していくと良いでしょう。
酸性、アルカリ性どっち?
これも比較的簡単にできる上にしっかりと理科に関連した研究になります。
身近にある野菜や果物、ジュース、シャンプーなどの固体や液体のものを酸性かアルカリ性かを調べていくものです。用意するのはそれらの調べたいものとリトマス紙、固体のものをすり潰すためのすり鉢と棒、液体を入れる入れ物(紙コップなど)があれば良いでしょう。
液体のものはそのまま、固体のものはすり潰してからリトマス紙を使用して酸性かアルカリ性、中性かを調べていきます。調べたものは一覧表にまとめていきましょう。これは小学6年生でならう「水溶液の性質」に関連したものになります。
自然体験にでかけてみよう!
大自然で様々な体験をする機会を作りやすい夏休み。本やテレビでしか見たことが無い景色や体験ができる大自然に行ってみましょう!日本全国にたくさんのスポットがありますが、実際に生徒さんが行って楽しかったと言っていた場所を紹介します。
グリーンパーク山東
住所:滋賀県米原市池下80-1
ここは関西や東海エリアからの交通アクセスが良く、泊まりでも日帰りでも行くことができます。
それぞれの施設自体の利用料を支払うという形式で、入園するのも駐車料金も無料となっています。
伊吹山を眺めることができるこの施設では三島池で野鳥や魚と親しんだり、キャンプ場でバーベキューを楽しむことができます。日帰りの場合はここにある旅館「鴨池荘」で入浴だけを行うこともできます。
もちろんここは宿泊することもできますし、この他にも「キャンプ場」「コテージ」「トレーラーハウス」などもありますので好みに応じて選ぶことができます。
また、広大な敷地の天然芝広場やテニス場、ショートゴルフ場、アスレチック施設など体を動かして遊ぶ施設が多く、名物にもなっている全長100mにも及ぶローラー滑り台も遊ぶことができます。
ここでなら自然を感じながら楽しく過ごすことができるでしょう。
滝のある釣堀 那須高原 清流の里
住所:栃木県那須郡那須町高久乙2714-2
ここは平均15トンもある巨大な岩を積み上げて、那須連山からの伏流水を滝にして流している釣堀があるところです。
那須連山の水はとにかく透明度が高く、泳いでいるイワナやニジマスが間近で見ることができます。
そこで釣った魚はその場で炭火焼きにして食べることができます。
ミネラルたっぷりの自然塩をかけて焼いていますので体にも安心です。ここの魚は清流で育っていますので、臭みが少なくて食べやすいのも特徴です。
また食事処では「田舎特製手打ちうどん」「清流蕎麦」「川魚料理」「栃木しゃもを使用したすいとん」などを味わうことができます。
特に「清流蕎麦」は香りや甘味が抜群の幻の玄蕎麦である「信濃一号」を使用しており、蕎麦本来の味わいを楽しむことができます。
さらに季節限定メニューもあります。春であれば「たらの芽」「こしあぶら」を天ぷらで、秋であれば「イワナの卵醬油漬け」などを味わうことができます。
「釣り」「魚料理」が好きな子どもであればぜひとも訪れたいスポットと言えます。
まとめ
夏休みは勉強だけをしていれば良いということはなく、学校によっては自由研究や自然体験などを行って感想文や研究結果を提出させる場合もあります。
もちろんこれらは本人の学習記録として評価されることになりますので、しっかりと取り組む必要があります。しかし自由と言われるとなかなか手を出しにくいという現実もあります。
特に自由研究は理科や社会に関連させたものでなければいけません。例えば社会でも近くの「老人介護施設」「ユニバーサルデザイン、バリアフリー」などを撮影してまとめていくというものでも良いでしょう。
ぜひ積極的に取り組んで中身の濃い研究結果を残していきましょう。