愛知工業大学名電高等学校合格者の保護者の声|部活で忙しく、通える塾もなかったので・・・
今回は、野球の名門校として知られる学校に受験、見事合格を果たしたご家庭のお母様にお話をうかがうことができました。
部活動と家庭教師との学習の両立や、家族としての立場から見た受験等、受験生にも保護者のみなさまにも役立つアドバイスをお話いただけたと思います。
愛知工業大学名電高等学校です。
「文武両道」という言葉が似合う高校で、卒業生には数多くの著名人がいることでも有名ですね。
志望理由は、幼い頃からの夢であるプロ野球選手になるためのたくさんの知識や経験が積めるため。
さらに学業面でも、高いレベルでの教育が受けられるという点です。
非常に真面目な性格で、授業・部活動ともに前向きで全力で取り組んでいたと思います。
幼い頃から絶対にプロ野球選手になると誓い続け、高校も甲子園常連で競争率の高い名電を早くから狙っていました。
元々真面目に勉強も頑張ってはいたのですが、文武両道を高いレベルで保つのは難しく、次第に勉強の方が追い付かなくなっていきました。
偏差値を上げるための塾が近くに通える範囲になかったため、本人との相談の結果、家庭教師を頼むことになりました。
授業時間を部活の時間にあわせて調整していただけるのはとても良かったです。
ただ、始めのうちは遅くまでの部活の後の家庭教師との勉強となると、体力・集中力ともに非常に辛そうでした。
その点は家庭教師の先生の方も気を配って下さって、健康面を気にして無理なスケジュールは組まないようにとおっしゃって下さいました。
ただ、本人の意思で連日連夜、勉強を教えていただいて本当に頑張っていましたね。
家庭教師の先生には、やはり成績が上がった点で本当に感謝しています。
部活動もしっかり続けながら、次第に学校内でのテストなどで上位に当たり前に入るようになっても、頻度を落とす事なく授業をお願いしました。
その甲斐あって、名電にも無事に合格できました。残念ながら、プロ野球選手にはなれませんでしたが(笑)。
私も母親として、食事など出来るだけ健康面でサポートしようといろいろ勉強になりましたし、父親も勉強面の資料や参考書を積極的に購入したりして、「家族みんなで受験」といった感じで、家族一丸となって受験に取り組めたのはとても良かったなと思っています。
全国の高校入試問題集や、過去の志望校の実際に行われた入試問題集などをよく使用していました。
印象的だったのは、志望校以外の過去の入試問題集をやっていたことですね。
家庭教師の先生に「視野を広く持て」と言われたのがそのきっかけでした。
中学・高校は3年間ですが、今後のあなたの人生を決める大事な時期です。
「ここでいいや」「あそこならいいや」という安易な考えではなく、将来を見据え進学先を見付けて欲しいと思います。
「この3年間は今後に繋がる!」、その意識を持って、がんばってください。